システムキッチンとユニットバス、アルミサッシ...

とは言っても、一生に何度も建て替え出来ない物です。納得いくまで考えて交渉して出来るだけ理想に近い家を持ちたいものです。仕事が忙しいかもしれませんが、出来るだけ展示場や工務店周りをして、建築中の家も見せてもらうと勉強になります。
さて、県民共済の価格にはハイレベルなシステムキッチンやユニットバスが採用されています。
1.システムキッチン
パナソニック,クリナップ,サンウェーブの3社のから選択できます。できれば全てのショールームを見て回った方が良いでしょう。我が家も3社のショールームを事前予約して訪問しました。正直、私には違いがわかりませんでしたが、カミサンの一存でサンウェーブに決めました。表面のデザインも色々とありますが、デザインだけでなく板の質の違いに気を配って下さい。ランクが高いデザインの物も含まれています。
P5050054.JPG
更にオプションでシステムキッチンと同じデザインの食器棚を格安で購入できます。我が家もカミサンへのプレゼントとしてシステムキッチン対面全体に、幅2300mmのサンウェーブ製食器棚を設置します。気になるお値段は328,000円です。
2.ユニットバス
ユニットバスも、パナソニック,Inax,Totoの3社から選べます。予約をしてから足を運び、納得して選ぶと良いと思います。標準は1坪タイプですが、1.25坪タイプも追加料金なしで選べます。当然我が家も1.25坪タイプにしました。
Inax-1.jpg
Inax-2.jpg
こんな感じでデザインを選べます。
ちなみにInax製ユニットバスが最も保温性に優れる為、我が家はInaxに決めました。ショールームで説明してくれた若い御嬢さんにも熱意が感じられましたよ。
3.玄関ドアとアルミサッシ
これも3社から選ぶ事が出来ます。玄関ドアの断熱性はどれも同じと思っていたのですが、メーカーによって断熱性に差がある様です。玄関ドアの断熱性とアルミサッシ(窓)の色目を考慮して、我が家は三協立山アルミを選びました。
P5050065.JPG
足を運び吟味する事をお勧めします。

さて、いろいろと決まって来ました。と言う事で、そろそろ契約です。

本体工事以外の費用 [戸建]

P1040011.JPG
夕焼けもきれいなさいたま新都心です。

1.取り壊し費用
さて、家を建てるには上物以外に色々とお金が掛かるものです。我が家の様に立退きの場合、家を取り壊して更地にする費用が生じます。最近は取り壊した家の廃材を分別してリサイクルや廃棄する必要があります。アスベストが使われている様な廃材は特別な処理が必要で、更に費用が発生します。アスベストは使われていないと思っていた我が家ですが、なんと雨戸収納の裏側にアスベストを含有する材料が使われていました。何かと費用が掛かるもので、取り壊し料は133万円程掛かる事になりました。
2.土留めと盛土
我が家は高台の上の方に位置しています。これまで使っていた共有の私道とは最大で150cmの高低差があります。(我が家が高い方に位置しています。)これまでは私道側を玄関にしていたのですが、今後は新しくできる大通り側を玄関にする為、この部分にコンクリートの壁を設ける事にしました。若干盛土も必要になり合計で52万円程度の費用が掛かります。
3.杭工事(地盤改良)
家を建てる場合、地盤が軟弱で無いか確認を行いなす。一般にはスウェーデン式地盤調査と呼ばれる方法で、地盤内にボーリング作業を行い、地下の地盤の固さを確認します。9年前に家を建てた際には特に地盤改良が必要だとは言われなかったのですが、今回は約9m下の地層が基準値を若干下回っているとの調査結果が出ました。埼玉県民共済は安全第一を考え、地盤改良が必要との判断でした。費用は約122万円...[がく~(落胆した顔)]
4.外部給排水工事費用及び給排水設備工事
そうですよね、水をひいたり排水したり、こんな費用も発生します。給湯工事や食洗機給水工事、給排水工事に追加で設ける小便器、約60万円だそうです。

戸建を考えられている方は業者が説明する表面的な費用(坪単価)を鵜呑みにせず、これらの費用以外にも何かと費用が掛かるという事を知っておいた方が良いかもしれません。

オプション - 5 床材と天井材 [戸建]

9日に成田を発ちマレーシアのクアラルンプールに行ってきました。マレーシアは未だ雨季の様で、夕方近くになると雷が鳴り稲妻が走り、なかなか懐かしい風景でした。昨日の日中は晴れて暑くなり、35℃程度になっていたでしょうか。昨晩の便でクアラルンプールを発ち今朝6時半に成田に到着しました。温度差は30℃以上、サムーイ...。
さて、我が家のオプション紹介最終回です。今日の話題は床材と天井材です。県民共済はWoodone社のフローリング材が採用されています。勿論、このフローリング材はこれまでの我が家のフローリング材に比べれば十分に高級感がある床材です。しかし、色々な工務店を見学しているうちに無垢の床材に魅了されました。本来であれば杉や桧等の国内産の無垢床材を施工してもらいたかったのですが、これらの床材は乾燥により反り易いものも多く、県民共済では施工しないという事でした。しかし、Woodone社のジュピーノという無垢床材は県民共済のオプションに採用されていました。
P7170079.JPG
ジュピーノはニュージーランドで管理生産されたパイン材です。乾燥による反りを極力低減するために、木材切断時が工夫されています。気になるお追加料金は坪当たり6,500円。我が家の場合、25坪分をジュピーノに変更し162,500円の追加で済みました。
県民共済のトイレと脱衣場にはダイケンのダイロートン健康快適天井材シリーズが使われています。調湿,防音そして消臭効果がある天井材です。我が家は子供部屋とリビングルームに最新型のイオニカ21を採用する事にしました。イオニカ21はこれらの性能に加えて、マイナスイオンを放出すると記載されています。
http://data.daiken.jp/catalog/sougou2011/catalog1.html#1_294
追加料金は坪単価4,680円です。合計13.85坪の天井に施工する事にしました。従って、64,818円の追加料金です。
県民共済はオプションなしでも十分にハイレベルな住宅です。そして、オプションを選択しても、とてもお得な料金でグレードアップできるのが埼玉県民共済です。

オプション-4 もっとオプションありますよ [戸建]

拘りのオプションは外壁にも加えました。県民共済の標準でも十分なサイディングが使われています。
知ってますか?サイディングは約10年に一度保護コート剤の塗り替えが必要な事を。足場を組み外壁全面を塗装すると100万円~150万円の費用になります。つまり10年に一度これだけ大きな出費が必要になるのです。現役でも厳しい金額です。ましてや定年退職後にこんな支出が出来るとは思えません。年金がどうなるのかお先き真っ暗ですよね。[もうやだ~(悲しい顔)]
であれば塗装の必要が無いタイル材を使えば、長い目で見るとお得という事になります。正直、これは結構高価です(我が家の家計には...)。タイル材は大きく分けて2つのタイプがあります。一つは昔からある貼り付けタイプです。この手のタイルは時たま落下する事もあるそうですが、職人さんの腕に左右されるそうです。
P6270011-1.jpg
もう一つは予め下地のサイディングにレールを付けて、タイルをはめ込むタイプです。INAXショールームのお姉さんの話では、研修生の女性でも簡単に施工できるそうで、落下の心配は先ずないそうです。差額オプション単価は貼り付けタイプよりやや高い8,100円/㎡です。
P6270001.JPG
P6270002.JPG
我が家は外壁が結構あり223.16㎡です。掛け算すると約181万円です。どう考えるか...。カミサンの一言、『今やっちゃえば!後からはお金は出ないよ。』で決断しました。オプション追加です。カミサン太っ腹!
明日早朝からマレーシア出張です。気温差は30℃もあります。
という事で、帰国後に更なるオプションを紹介します。

オプション-3 オール電化

P1020006A.jpg
さいたま新都心の夕日です。きれいでしょう[exclamation]
オプション-2では風呂場の基礎断熱施工を2001年と記載してしまいましたが、2010年のミスでした。
さて、我が家はオール電化を採用しました。システムキッチンにはIHと食洗機(60,000円)を、給湯器はパナソニックのエコキュート460リットルフルオートタイプ(361,600円)を設置します。暖房機は割安な夜間電力でレンガを加熱し、加熱されたレンガの熱放出で室内を暖める蓄熱暖房を採用します。
http://www.dimplex.jp/heater/lineup/unidare.html
蓄熱暖房はリビング部に大型のファンタイプを設置し、玄関から上がった廊下にも小型のタイプを設置します。廊下設置の目的は、リビングと廊下,脱衣場,トイレの温度差を縮小し、高年齢者の心臓への負担を和らげる為です。両親を引き取る事を前提に設置を決めました。気になるお値段は、リビング用で約24万円、小型の廊下設置用で7万円程度です。勿論、県民共済割引と設置料込です。
基礎断熱と蓄熱ヒーターの組み合わせで家全体を温めます(その予定です)。健康を考えて、一枚多めに羽織って丁度良い程度に部屋が温まれば良いと思っています。
その他にもオプションが...
金が掛かります。[たらーっ(汗)]

オプション-2 我が家は基礎断熱 [戸建]

基礎にも拘りました。これまでの家は冬になると底冷えがしていました。カミサンは『寒くない家』がほしいと言います。さて、どうしたものか...。寒さの原因を考えてみると、三つの要因が考えられました。
①東側のお隣が立退き家を取り壊した後、東風がまともに当たり基礎内に冷たい空気が入り込んだのでしょう。
②二階天井に付けた天窓の周囲には断熱材が施工されておらず、天井から冷気が下りてきます。
③北側の玄関から冷え込んできます。玄関周りの基礎に断熱施工されていない為、廊下全体が冷え切ってしまいます。
工務店周りをした中で、『基礎断熱』という施工法を学びました。
県民共済は昨年(2010年)まで浴室の基礎に基礎断熱を採用していました。
P5020067.JPG
基礎全体を断熱できるかどうか設計士に依頼したところ、何とか基礎断熱を承諾してもららいました。
とは言っても、基礎断熱は設計士さんにとって初めての施工だったようです。インターネットで調べた資料を説明し、シロアリ対策も説明し施工を確認してもらいました。
http://www.dowkakoh.co.jp/pdf/sekouAT.pdf
さて、半分は掛け、大丈夫かな?

拘りのオプション-1 [戸建]

我が家は、高校生,中学生そして小学生の息子3人と我々夫婦の5人家族です。私の両親は遠く離れた九州で老夫婦二人で暮らしており、近い将来は我が家に引き取る事を真剣に考えています。そうなると、建て壷37坪の家ではかなり狭く感じてしまいます。そこで、オプションで屋根裏部屋を設置する事にしました。
屋根裏部屋.jpg
屋根裏部屋は天井高1400mmに限られていますが、階段部分を除き合計9畳です。両親を引き取った後は我々夫婦の寝室になります。十分な広さです。
気になるお値段ですが、坪単価56,000円(税抜)です。我が家の場合、階段部分を含めて6.5坪で364,000千円です。
県民共済の場合、天井高は1F,2F共に2400mmが標準です。今回は1Fの天井高も拘りました。200mm高くして2600mmの天井高にします。丈三柱を使い、オプション費用は坪単価18,000円です。1F部分が19.8坪ですので356,400円の追加です。
カミサンの願いは、洗濯物を安心して干せる事。これまではベランダに干した洗濯物が雨に濡れ、悲しい思いをした事が幾度もあったとか。ベランダの奥行きを4分の3軒とし、ベランダ全体に屋根を設ける事にしました(大屋根)。坪単価50,000万円、1.75坪の追加になり87,500円のオプション工事となります。カミサンが喜んでくれました。
そして、拘りの基礎部分.....

県民共済住宅の魅力 [戸建]

予算の関係上、県民共済住宅部を選択しました。
最大の魅力は坪単価33万3900円(税込)という低価格。例えば36坪の家を建てる場合、1200万円と言う事になります。そして、使う材料は高いグレードの材料ばかりです。コンクリート厚15cmのベタ基礎に、四寸角の桧無垢材が柱として使われます。
もし興味がある方はホームページを見て下さい。
http://www.saitama-kyosai.or.jp/jutaku/index.html
坪単価には建物意外にもグレードが高いシステムキッチンやユニットバス、洗面台、カーテンレール、エアコン2台等々含まれており、オプションを入れなくても十分な戸建ができます。
但し、水道,ガス,外溝等の工事費用は含まれていません。我が家の場合、立ち退きの一軒家を取り壊す費用も発生します。坪単価に含まれない費用が数百万円単位で発生しますので、県民共済住宅部の方によく相談の上予算化される事をおススメします。恐らく他の工務店や住宅メーカーさんにお願いしても、同じ様な項目の費用は発生します。(金額は同等またはそれ以上になると思います。)
ホームページには記載されていませんが、オプションも高い品質の材料が高い割引率で入手できます。
我が家もオプションをふんだんに取り入れました。次回ブログより少し紹介してみたいと思います。

間取り決定 [戸建]

少しサボってしまいました。
75歳になる母親が癌の手術の為入院しました。
両親は九州の故郷で暮らしており、私たち家族は関東に家を構えるのです。
と言う訳で帰郷して来ました。
しかし、医学の進歩には驚きました。手術は3時間で終わり、麻酔が覚めた後の苦痛や術後の痛みが殆ど無かった様子。若いのに良い腕です。医龍先生、ありがとう!

さて、家の話に戻りましょう。自作の間取り図を担当の設計士さんにみせたところ、『このままで問題無く建てれます。』と感心して言われました。アドバイスや他の提案を貰いたかったのですが、全く修正なく自作の間取り図で進めることになりました。ちょっと失敗かな?とは思いましたが、これまでの経験プラス、色々と勉強して考えた間取りです。これで進めます。
とは言っても、クローゼット込みで17.5畳のリビングです。ちょっと強度が足りない二ではないかと思い設計士さんに聞いてみました。強度計算までは知識がありませんでしたが、『リビング南側の畳とフローリングの間に耐力壁は必要ありませんか?』と尋ねたところ、リビングの真ん中より若干端の畳の角に柱を建てるとのお話。
せっかくのリビングが狭くなるので柱の位置を南側に移動してもらい、たすき掛けの耐力壁で補強する事にしてもらいました。
間取り図-2.jpg
今後はキッチン,バス,トイレそして外壁、その他オプション等を具体的に決めていく事になります。

さあ、家を考えよう [戸建]

初めての一軒家は9年前に購入したのですが、やはり反省点も多く感じられるこの頃でした。
①冬は寒い。
②収納が少ない。
③ベランダが狭くて洗濯物が干しにくい。
④玄関が狭い。
⑤冬場に結露が激しい。カビが生えてきた。
⑥駐車場に車を入れ難い。
etc.
この反省点を改善すべく色々と考え交渉を始めました。
色々な工務店さんを訪問して勉強になった事は、基礎断熱を施工する事で床の冷たさを解消できるという事です。勿論、基礎断熱だけではなく、例えば蓄熱暖房との組み合わせが有効です。県民共済は6月頃までの仕様として、浴室の下の基礎は基礎断熱を採用していました。ここに着目し、設計士の方に基礎断熱で施工してもらうよう交渉してみました。県民共済では全面基礎断熱は施工した事がなかった様で、上司と相談してみるという回答でした。
次の打ち合わせで基礎断熱の施工はOKとの回答でした。しかし、施工方法を確認してみると、断熱性に欠ける施工方法の提案でした。実は前もって基礎断熱の施工方法をインターネットで調べ、配管部分の目止めの接着剤のメーカー,銘柄に至るまで調査し、施工方法をアドバイスしてみました。

また上司と相談するという事になり、別の週に私の提案通りの施工方法が採用されることになりました。パネルタイプの断熱材を基礎内部の側面と床面に張り、側面上部には発泡ポリウレタンの断熱材で断熱処理を行います。シロアリ対策も兼ねて、基礎上部を全面パッキングします。
そして間取り図です。実は色々な交渉を行っている最中に、無料の間取りソフトをダウンロードして自分なりの間取り図を幾通りも描いていました。始めた頃は無駄な面積が多く、形も歪な間取りしか描けませんでした。
当初の間取り図.jpg
しかも45坪もあり、予算をオーバーになってしまいます。
しかし、日本にいる間はほぼ毎日趣味の一環として間取り図に没頭したところ、なかなかGoodな間取りに到達できたのです。
最終間取り図.jpg
比較的まとまった強度設計し易い形状になり、且つ収納を増やし37坪まで抑えました。
そして間取りの打ち合わせに入りました。設計士さんから間取りに就いて聞かれたので、この間取り図を提示してみたところ、設計士さんの顔つきが...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。